2016年5月16日月曜日

2回目の「なぎさ食堂」


fence works の事務所で、「なぎさ食堂」を開きます。
主催は、fence worksメンバーのナオ(大久保尚美さん)。

4月に、なおの呼びかけで初めて開いて、今回は2回目です。


1回目のときは、
まるで、家でごはんを食べているような
温かなほっとするような空間が生まれました。


それが、わたしには、すごく新鮮に感じられて
fence worksに身を置いているうちに、
もう一度、やってみたいなーと思って、
5月もやろう!と声をかけました。


今から、どんな料理を作ろうかと
八百屋の野菜たちを眺めています。


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なぎさ食堂のご案内
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みなさま

こんにちは

fence works事務所ちかくの茨住吉神社の木々に、
陽に透けるようなやわらかい新緑が揺れています。

5月になりました。
2回目のなぎさ食堂を開きます。


fence worksの事務所がある場所では
以前「なぎさ食堂」という食堂が営まれていました。


土地の記憶にのって
ひと晩、あたたかいごはん、ご一緒しませんか。


前回、第1回目のなぎさ食堂では
ごはん部なっちゃんが
旬の食材の美味しいところを食卓に運び入れてくれ、
それを、仁美ちゃんのおばあちゃんが営んでいた喫茶店
喫茶リエからお借りした食器をつかっていただきました。


「人とことばの研究室」のけんちゃんが
コーヒーを淹れてくれたり
お越しいただいた方のお話が場の温度を
じわ〜っと底からあげてくれたり


あつまったひとつひとつのかけらが、
場所にやわらかい波紋を幾重にも重ねて
空間が広がっていきました。


わたしは
準備を終えてごはんを並び終えたあと
「ごはんができたよー」と
お待ちいただいていたみなさんに声をかけるときの
胸がひゃん、とあたたかい感触を
最近もふと、思い出します。


重なる、「いただきます」「ごちそうさま」の記憶。
連なるその一回を、ご一緒したいと思います。

 
第1回目より、参加費が100円あがっております。
旬の食材の美味しいところ、みつけたいのと
入れ替わりなくゆっくり過ごしたいという思いあって
2部制で設定した前回よりも、呼びかけの人数を
すくなくさせていただいたことから、こうなりました。
(すくなく、と書きましたが
 4人集まったら、充分である、という感触をもっています)


また、ひと晩、ぽっとのれんをかかげる「なぎさ食堂」
ぜひ、ほろっと、寄ってみてください。



大久保尚美


(4月のなぎさ食堂の模様)









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<なぎさ食堂> (要予約)
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◎日 時
2016年5月24日(火)
●19時〜21時頃まで


◎定 員
4名(要予約/申込締め切り5月22日)


◎参加費
1600円
※一汁三菜のごはん、甘味と珈琲、お出しします。


◎場 所
fence worksの事務所(studio CAVE 2階)
大阪市西区千代崎2-2-13
http://www.fenceworks.jp/access.html


◎主 催
大久保尚美


◎ごはんをつくるひと
小林直子(ごはん部)


◎お申込み
メールにて受付いたします。

・お名前
・当日連絡用の携帯電話の番号 

以上をご明記の上
fenceworks2010□gmail.com (□を@に変換してご利用ください)
担当事務局 フェンスワークス 大久保尚美 までご連絡ください。


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『なぎさ食堂、に寄せて』


ごはん部を始めたのは、一昨年の11月だった。
円坐をするときに、一緒に参加しながら
ごはんを作ってくれる人がいたらいいなぁという
一声からはじまった。

それから、なんとなくだけれど
自分が食べたいと思う料理を作りたくて
いろいろレシピを集めていたら、
この人いいなぁと思う料理家の人がいて
そのレシピで料理を作るようになった。

わたしがいいなぁと思うのは、
野菜の美味しさを味わえるものだったり
日本の昔ながらの料理だったり
出汁からきちんととってあるものだったり。

いいなぁと思うレシピ本を思い出すと、
レシピを作っているその料理家さんの顔や思いみたいなものが
見えているものが多い気がする。

わたしは、
何か専門的に料理を習ったわけではないけれど、
そんな、自分がいいなあと思ったレシピで料理を作るのが楽しい。

そして料理を作るようになってから
季節の移り変わりがより楽しみになってきた。
それは、それぞれの季節で旬の食材があって
やっぱりその時期に出来るものが、
一番美味しくて、
それをいかに美味しく食べるかということが
楽しくなってきたから。

今回は、なおが「なぎさ食堂」という器をつくってくれた。
その中で、この春に美味しい食材を使って料理を作れること
その料理をたべていただけること
それが嬉しくて楽しみです。


小林直子

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2016年5月14日土曜日

「なかなか動けない」



「なかなか動けない」
わたしがよく口にしてきたセリフだ。


わたしがこのセリフを口にする時、
わたしは、「周りのみんながやっているように
スムーズに事を運べない」と思っている。

ここで言う“周りのみんな”という言葉で浮かんでいる姿は、
大学卒業後に、活動していた時の団体の代表や、
5年前まで仕事をしてきた時の先輩や仲間たちの姿。

「石橋を叩きすぎて、割ってから渡るような人だね」
そんなことを言われたこともある。


そんな経験が積もって、わたしは動けない人だということを
思い込んでいたのだと思う。



今、振り返ってみれば、よくここまで来たな―と驚くくらいの動きがあった。


それらは、
私一人で動こうと思って、動き出したのではなくて、
その時その時の出会いがあり、その誰かとの間に
気づけば、動きが生まれていた。
ただそれだけのようにも思える。


わたしの中には「これをやりたい!」という思いはあって、
その思いをがちっと固めて、周りも見ずに突っ走ってしまうと
けっこうつまづくことが多い。

焦らずに、ゆっくりと、目の前の人やコトに向き合い続けたら
自然と動きが生まれて、自然とそのやりたいに近づいていくのかもしれない。
そんなとき、そのやりたいことは、
わたしの予想をはるかに超えた
もっとすごいものが生まれてきたりするのだろうと思う。


ゆっくりと向き合い続ける。
傍から見たら、動いているのかいないのか、
わからないぐらいの動きかもしれないけれど、
実は、ものすごく動いていたりすのかもしれない。




2016年5月13日金曜日

5月の円坐/studio CAVE(守人:橋本久仁彦)のご案内


5月22日に
大阪市西区のstudio CAVEで
一日の円坐を開くことになりました。

守人は、橋本久仁彦さんです。

“終わり、そして始まる”
一つの節目としての円坐の場を
ご一緒できたらと思います。


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5月の円坐 / studio CAVE
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▶日 時:5月22日(日)10:00-18:45

▶場 所:studio CAVE(スタジオ ケイブ)
     大阪市西区千代崎2-2-13
     http://www.fenceworks.jp/access.html

▶守 人:橋本久仁彦

▶参加費:8,000円

▶主 催:小林直子(fence works)

▶申込み:fenceworks2010□gmail.com
     (□を@に変換してご利用ください)
     ・お名前
     ・当日連絡用の携帯電話の番号をご明記の上、
      メールにてお申込みください。


*****

2011年10月、わたしは、
studio CAVEで開催された橋本久仁彦さんの円坐に初めて参加した。
一日の時間だったけれど
人生を大きく変える出会いだった。

その後、幾度かの節目を超えてきたように思う。
ファシリクラス(非構成的エンカウンターグループ・ファシリテータートレーニングクラス)に通うことを決め、
鹿児島から大阪に移り住み、
結婚をし、
fence worksに入った。
そして、またこの5月に
滋賀に引っ越すことを決め、
それと同時に、fence worksを離れることになった。

一日の円坐からはじまったこの5年は、
大きな流れに、流されるまま流され、
気がついたら、ここまできていたという感じだ。

聞くとは?
円坐とは?
生きるとは?

流れの中で、わたしから見えている景色は大きく変わってきた。
今はまだ、その変化のまっただ中にいて、言葉にはならない。


そして、ここからは、
わたしの生きていく道を
自らの足で踏みしめながら
歩んでいこうとしている。

この節目に、5年前と同じ場所で
今度は、主催するものとしてこの場を開くことが
わたしにとっての
一つの終わりであり、そして始まりであるように思う。


小林直子


2016年4月24日日曜日

自分として立ち続ける、料理



4月15日、金曜日の夜に開かれた
「なぎさ食堂(主催はなお)」で、ごはんを作った。

メニューを考えているとき、料理を作っているとき、
「来てくれた人に、満足してもらえるような料理が作れるのだろうか。」
そんな不安がつきまとう。

献立や量や揃える食材を決めていく中で
あっちへこっちへ、ぐらんぐらんに揺れまくる。
揺れすぎて、疲れてしまったり
時間を気にして、焦ってきたりする。

そのうち、自分がなぜ料理を作っているのかわからなくなる。
そして、“作りたいと思ってはじめたこと”が、
“やらならければならないこと”に
いつのまにか変わっている。

料理ができて、みんなが食べているとき、
あー、これは、ちょっと味付け薄かったかな―とか、
もうちょっと食べやすく切っておけばよかったなーとか、
そんなことが不安が出てくる。

いったん、そのことに焦点があたってしまうと、なかなか抜け出せない。
みんな、「美味しい」と言って食べてくれているのに、
なかなか素直に受け取れなくなってしまう。


心配や不安が出てくる時というのは、
目の前にあるものを見ていない。



八百屋に並んだ新鮮な野菜とか
炊きあがったつやつやのごはんとか
お湯に入れた葉野菜がきれいな緑色に変わる瞬間とか
料理を食べてくれている人たちの表情とか
目の前にあるものに一瞬一瞬向き合うように作った料理は
きっと美味しく感じられるのだろうと思う。

目の前にあるものに一瞬一瞬向き合っているときというのは、
自分として立ち続けているときだ。


そんなふうに料理をつくりたい。

2016年4月18日月曜日

「東西ゆくくる 2016・春」のご案内







2015年2月、聡志と絢ちゃんが突然、わたしたちの住む
大阪にやってきたことからはじまった、この「東西ゆくくる」。

その後、5月にわたしとけんちゃんが東京に行き、
9月には、また聡志と絢ちゃんが大阪にやってきた。

そして、今回、わたしたちが東京に行く。


この“ゆくくる”では、
4人それぞれの最先端が行き交い、
往復運動する中で、企画が立ち上がる。

この4人が一番面白いと思えるものをやろう。
それだけは外さない。

4人それぞれ、
立ち位置は様々なのだけれど、
それぞれが、心地良いところで関わる。

このプロセスがとても面白い。

傍から見るときっと
亀のようにのろっのろっと
その歩みは、ゆっくりのように見えるのだろうけれど
実は、ものすごい速さで進んでいるように思える。



そういえば、
ちょうど一年前に東京に行った時は、
途中眠ってしまうことが多かった。
きっと、その場にいるということだけで
力をだいぶ使っていたのだろうと思う。

今回は、前よりも体力がついてきて、
その場で起こっていることに目を凝らし
耳を澄ましていけそうな気がする。
よりいっそう面白い東京滞在になりそうだ。



東西ゆくくるのwebサイトができました。
本日できたてホヤホヤです。
http://yukukuru.wix.com/yukukuru



以下、東京での企画たち。
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4月27日(水)19:00~21:45 
「お金の回 ~お金のインタビューからはじまる3時間~ 」
▷世話人:小林健司・中尾絢子
▷場 所:駒沢大学付近
▷参加費:4,000円
https://www.facebook.com/events/1703504486558417/


4月28日(木)19:00~21:45
「人差し指で奏でるピアノのワークショップ」
▷ファシリテーター:中尾聡志
▷場 所: 用賀付近
▷参加費:2,500円
https://www.facebook.com/events/593819174104271/


4月29日(金)~5月1日(日)
「2泊3日けんちゃんの円坐」
▷守 人:小林健司
▷場 所: 代々木付近
▷参加費:30,000円https://www.facebook.com/events/960643927304017/


5月3日(火祝)10:00~15:00
「声を通して本を味わう時間 」
▷世話人:小林健司
▷場 所: たぬき村(世田谷区砧)
▷参加費:2,000円
https://www.facebook.com/events/1131235133562909/


5月3日(火祝)17:00~適当に解散
「~持ち寄り食会~ in 東京 」
▷世話人:小林健司
▷場 所: たぬき村(世田谷区砧)
▷参加費:1,000円
https://www.facebook.com/events/853855794736725/


5月4日(水祝)09:30~16:00
「~結びの影舞舞台~」
一部《稽古》   9:30 - 12:00
二部《舞台》 13:00 - 16:00
※一部のみ、二部のみの参加も可能
▷世話人:中尾聡志・中尾絢子
▷場 所: 池尻大橋付近の和室
▷参加費:《一部》2,000円 /《二部》1,500円
【第一部】https://www.facebook.com/events/1597246370594961/
【第二部】https://www.facebook.com/events/1518857691756497/


5月6日(金)時間未定
「~死ぬまでにもう一度みたい映画を語る会~」
▷興味のある方は、詳細お問い合わせください。


5月7日(土)13:30~20:00
「「聞く」と「話す」の探求講座 」
▷坐 主:小林健司
▷場 所: 中根住区センター 和室
▷参加費:4,000円
https://www.facebook.com/events/1272535642763021/


5月8日(日)10:30~16:30
「~夫婦で坐る会~」
▷場 所: 中根住区センター 和室
▷参加費:2,200円
https://www.facebook.com/events/1701195643452267/


<お申込み>
下記内容を ordinaryworld0420(at)gmail.com まで
(at)を@に変えてご連絡ください。

・お名前
・電話番号
・日程と参加される企画名
・その他(何かあればご自由に)

主催:東西ゆくくるメンバー(中尾絢子、中尾聡志、小林健司、小林直子)

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2016年4月17日日曜日

青空円坐@小金井公園(東京都)のご案内




4月の末に、東京で、双子の子育てまっただ中の和田香予さんと
円坐を開くことになりました。
香予ちゃんの子どもたちが通っている‘森のようちえん‘の
遊び場にもなる広い公園。その芝生の上で開きます。


わたしはどんな風に円坐を開いていくのだろうと考える時がある。
そんなことを考えると、今は、
日常の暮らしとのつながりのあるところで、円坐を開く。
そんなイメージが湧いてくる。

香予ちゃんと開くことになった時、
同じようなイメージを持った。

東京での初めての円坐
香予ちゃんと初めて開く円坐
集まった方と、どんな空間が生まれていくのか、楽しみです。


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日々、自分の何に湧いてくる感覚や感情。
それは、嬉しいとか、悲しいとか、寂しいとか、
そういう一言ではとうてい言い表すことができない。

無理やり言葉にして、それを説明しようとすると、
話はあっちへ行き、こっちへ行き、
全く収拾がつかない自体になってしまう。

何を言いたいのか、自分でもわからなくなり、
あやふやなままで終わらせたり、
相手の理解に合わせてしまったり。

そして、そのまま時間が流れていく。

そんなことが日常の中では度々起こる。


円坐の空間は
日常の時間から切り離される。

そこで語られる言葉を「そのまま聞く」
ということをする守人がいるだけで、
やらなければならないということが何もなく
思うままに過ごすことになる。

そんな中では、
自分の中に起こることが目にとまったり、
自分の中からあがってくる声が聞こえてきたりする。

そうして、
いつもは、見過ごしている自分のことに目を向けてみると、
その時の自分の立っているところが少し見えたりしてくる。

そういう時間が、暮らしの中にあるといい。

日常の暮らしの中に、ぽこっと出現した空間。そんな円坐の場を開きます。


小林直子

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「そういう時間が、暮らしの中にあるといい。
日常の暮らしの中に、ぽこっと出現した空間。そんな円坐の場を開きます。」

なっちゃんの言葉いいな~響くな~と

私はなにを言葉にしたらいいんだろう~

なっちゃんと公園で坐る場
向き合ってくれる人の有り難さ。

言葉にする苦手さ、不得意さがある。

でも、円坐の場ではことばになる、なっていく姿がある。

日常では見えにくい
味わい、体感、言葉など
ゆっくりことばにして、きかせて頂けたらと願う。

                           和田 香予



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青空円坐@小金井公園(東京都)
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日 時:2016年4月28日(木)10:00-13:30

場 所:都立小金井公園(東京都)

参加費:2,000円

守 人:和田香予・小林直子

申込み:k_baobabu■major.ocn.ne.jp(和田)
        《■を@に変換してご利用ください》
スケジュール:
10:30-11:40 一つ目の円坐(70)
11:40-12:30 昼食(50)
12:30-14:00 二つ目の円坐(90)

※雨天の場合は、中止となります。
※お昼ごはんは、お弁当などをお持ち下さい。


2016年4月8日金曜日

「春から夏の小林直子(なっちゃん)の円坐 まるネコ堂」開催中止いたします



「春から夏の小林直子(なっちゃん)の円坐 まるネコ堂」は、
開催を中止することにいたしました。


この5月から6月にかけて
わたしの心境を大きく揺るがすような出来事が起こり、
円坐とは何なのかが、わからなくなり
自分が守人として、その場を開くことができなくなりました。

主催の山根澪さんにもご理解をいただき、
春から夏にかけての3回連続で計画しておりました7月の回を
中止とさせていただくことになりました。

ご参加をお考えいただいていた方には、大変申し訳ございません。


小林直子


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山根澪さんと、まるネコ堂での円坐を開くことになりました。
まるネコ堂での円坐は、初めてなので、少し緊張しています。


澪ちゃんと円坐を初めて開いたのは去年の5月。
そのときは、京都東山にある和室で開いた。

その時に感じた実感は、
今でも確かな感覚として残っている。

あの時、一度きりの場。

あの場を開かなければ、
その実感は、わたしの中にはなかったはずだ。

あの場を開いて、
今のわたしがいる。


靄にかかっていて見えにくいのだけれど、
自分の中に確かにある”何か”を
とらえて、懸命に言葉にしようとする
そんな澪ちゃんの姿がある。

わたしが、つい見逃してしまうような
見えるか見えないかぐらいのことを
とらえていたりする。


一年経った今、
澪ちゃんとともに開くこの場で、
わたしは、どのように居ることができるのか。

背筋を伸ばし、この日を迎えたいと思います。


小林直子

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1年ほど前、わたしは初めてなっちゃんこと、
小林直子さんの円坐の案内文を書いた

その時にこんなことを書いている、
「なっちゃんは、 私のパートナーの友達のパートナーでした。」
そして、知り合いの、知り合いの、知り合いだったなっちゃんは
その円坐を開くころにはわたしの直接知る人になっていた。

わたしはなっちゃんや誰かを直接知ること、
その人そのものと関わっていくことに緊張を感じながら、楽しかった。
伝達で聞くのとはぜんぜん違う、わたしがその人を知っていく。

そして、最近ふとまた面白く見ているのが、
わたし以外の誰かが見せてくれる誰かの姿だったりする。
例えば、なっちゃんが見せてくれるわたしのパートナーの姿。
それに、
なっちゃんが見せてくれるわたし自身の姿。

自分では日の当てられない場所に、
他の人は光を当てることがある。

自分が直接に誰かと触れあうのではない、
誰かが誰かに対峙するの見て、
その対峙の仕方に感嘆したり、驚いたり、怒ったり。
そんなことから現れる結果にまたもや
感嘆したり、驚いたり、怒ったり、
ときにはこそばゆく思ったりしながら、
新たに見えてくる誰かや自分自身を見て目を細めながら、
それを見ようとしたり、見たくないと思ったりしながら、
やっぱり見ようとして、見えたところでハッとする。

そんなことを面白がったり、ハッとしたりできるのは、多分、
誰かのことを、自分自身のことを、
きりきりのところまで直接見ようと、関わろうとするからだろうと思う。

なっちゃんが新たな暗闇に光を向けようとする瞬間を度々見てきた。
新たな暗闇、変な言葉だけど、
光が当たるまでそこが暗闇になっていたことすらわからない。
そして、その光の当て方がわたしは好きだ。
そこで起こることすべての波を、取り込んで、感じようとする。
そんな、なっちゃんの円坐。

5月、6月、7月と月に一度開催します。
一度きりでなく、なっちゃんとしばし時間をともにしたい、
と思い、初めて複数日程でご案内します。

山根澪


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○日 程 :2016年5月15日(日)10時30分~17時30分
      2016年6月12日(日)10時30分~17時30分
      2016年7月3日(日)10時30分~17時30分

※単発での参加が可能です。
※お昼休憩に簡単な昼食をご用意します。


○場 所 :まるネコ堂
      京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
      http://marunekodoblog.blogspot.jp/p/blog-page_14.html
      JR奈良線・京阪宇治線「黄檗(おうばく)駅」から
      徒歩15分ほど。坂道を登ります。迷いやすいです。


○守 人 :小林直子


○主 催 :山根澪


○参加費 :各回 3,500円


○定 員 :8人


○申 込 :mio.yamane@gmail.com (山根)


注意:猫がいます。円坐を行なう部屋には入れませんが普段は出入り
   しています。アレルギーの方はご注意下さい

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